外山滋比古(とやま しげひこ)
英文学者、言語学者、評論家、エッセイスト。
1923年愛知県に生まれる。東京文理科大学英文科卒業(47年)、同大学特別研究生修了。雑誌「英語青年」(51年)編集長をはじめ、諸雑誌の編集をし、また東京教育大学助教授(56年)、お茶の水女子大学教授(68年)、また付属幼稚園長をも兼ね、昭和女子大学教授(89年)を歴任。
「修辞的残像」(61年)、「近代読者論」(64年)、「異本論」(78年)、「日本語の論理」(73年)をはじめ、2004年当社より少年の日々を綴った「少年期」を、ついで2006年、現在の自身を語る「老楽力」を出版。
また筑摩書房より刊行の「思考の整理学」(83年)は100万部を超える大ベストセラーに。
2008年、東大生、京大生に最も多く読まれた本として注目されている。 |